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先日私の事務所へ1通の電話による質問が
寄せられました。
内容は、「贈与の登記をしたいのだが、
登記は司法書士を通さなければできないの?」
というものでした。
相談者は定年を迎え、時間は十分あるので
余分なお金をかけるのなら自分でやってみたい
とのことで、いろいろと調べている途中のようです。
結論から言えば、登記は司法書士を通さなくても、
当然個人の方自身で提出できます。
最近電話や相談窓口で、ご自分で作成した
登記関係書類のチェックをお願いしたいという内容の
相談も増えてきていて、相談時間内でのアドバイスは
させていただいています。
インターネットからの情報や法務局の相談窓口の
活用をすることで、ある程度時間を掛ければ、
一般の方でも十分対応は可能かと思います。
さてそうなると、このAI時代の現在、新聞や雑誌の
記事を読めば、10~20年後には、会計士、税理士、
弁理士、行政書士などの仕事がなくなっていくとのこと。
もちろん司法書士にとっても、登記業務だけでなく
他の業務を鑑みても「他山の石」とは言えません。
ただAIがどれだけ発展しても、決して人の代わりには
なれないでしょうし、私たちの仕事もAIの発展を
踏まえたうえで、AIとの共存のうえ、
AIでは決してできない法的サービスの在り方を
考えて行かなければなりませんね。
さて、どのようなサービスが考えられるか…
取り敢えず、ネットで検索してみますか?!