奨学金は政治の道具ではありません…借金です

持病の定期検査で市立病院へ行ってみると
病院の周りには処方箋を受け付ける薬局が
まるで雨後の竹の子のように乱立していました。

まるで法務局の周りに乱立していた昔の
司法書士事務所を思い起こさせました。

奨学金の返済に窮している人たちが
増えているというのは、もう何年も前から
問題になっていましたが、選挙が近づいたためか
それも衆参ダブルということもあり、
このところ奨学金しかも返済不要の
「給付型奨学金」の創設が話題に
よく挙がってきていますね。

もちろん「貸与型」であれば、当然返還義務が
あり、返さなければブラックリストに
載せられるなどそれなりのペナルティが
発生するのが現状です。

私の事務所でも奨学金を抱えて、返済を続けて
行くのがくるしくなり、債務整理をされたかたは
何人もいます。

ただ、貸与型の奨学金に返済義務があることを
知らなかった人が３０％近くいて、督促を受けて
初めて返済義務を初めて知ったという人さえいる
という新聞記事を見ると、日本学生支援機構が
返済の徹底を求めるＰＲを４月から始めると
いうもの遅きに失する気がしますが…

誰もが借りた奨学金の返済に困らないような
仕事に就けるような世の中に変えるのは
私の力では困難で、我が事務所で給付型の
奨学金を創設する！なんてことはできませんが、
返済が困難になった方へのアドバイスなら
できますから、困った方がいればご相談ください。