人工知能は司法書士の仕事を奪うのか？？

どうも最近、人工知能（A.I.）と人間とのバトルが
盛んなようで、チェスや囲碁、将棋だけでなく
今度は私たちの仕事のうえでも人工知能と
バトルを繰り広げなければならなく
なるんでしょうか？？

雑誌の記事を失礼ながら立ち読みしてみると、
なんと「なくなる仕事１００」の中に、
堂々と司法書士があるではありませんか…？！

確かに、昔から司法書士の仕事は
システマティックなところが多いとは
言われていますし、不動産登記など
自らひな形を入手し、自分で作成する方も
増えているようですね。

しかし、法的な判断が終わって、書面に写す
というだけならそうでしょうが、一番重要なのは
この「法的な判断」でありますから、
そんな簡単にA.I.にとって代わられるとは
思えません。A.I.にはたして法的判断ができるか！！

司法書士の仕事は、不動産や、会社の登記
ばかりでなく、相続に関する遺言、相続登記、
贈与などの相談業務、債務整理や自己破産、
個人再生や簡裁での訴訟代理人の仕事、
成年後見業務などもありますから、
A.I.に全て仕事を奪われることはないでしょうが…

…なんてことを言っているうちに、
将棋や囲碁の例もあるように、A.I.は自らの弱点を
どんどん克服し、やがては…

仮に、本当に仮に私の思考力の方がA.I.より
優れていたとしても、スピードでは
負けてしまいそうですね。スピードではね…。

でも、スピルバークの映画「A.I.」では、
A.I.は人間になりたいと言っていたから、
A.I.が登記を牛耳っても、そのA.I.が人間になれば
結局は人がやっている仕事となるのでは…

と、私の夢想力はA.I.をはるかに凌ぐ！！