成年後見業務は、家族との信頼関係が大事

成年後見人の業務は、被後見人の
財産管理がメインとなります。

被後見人が生活するうえでの必要な
費用の支払いや契約関係書類へ
本人の代わりに署名捺印などします。

そして年に１回、裁判所へ年間の収支や
財産現状の報告をしなければなりませんから、
通帳等は預かり、管理していかなければ
なりません。

そんな訳で、被後見人のご家族の自宅に
通帳を預かりにお伺いしてまいりました。

ところが、いざ通帳をお預かりしましようと、
受け取る段になるとなかなか渡していただけません。
結局通帳をお渡しいただけるまで１時間ほど
時間が掛かってしまいました。

よほど私が悪人顏であったのか、
最近の不祥事で司法書士や弁護士という
専門職成年後見人の信頼感が薄れているのか…
後者ということにしておきましょうか。

とわ言え、矢張り大切な財産を預かる仕事です。
当然といえば当然すぎますが、
その点は肝に銘じて、真摯に業務を
遂行なければいけませんね。