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先日の三連休の初日、「第15回特別研修
チューター説明会」に参加するため、
朝から東京都四谷の司法書士会館で
夕方までみっちりと説明を受けてきました。
そもそも「特別研修」なるものは、
平成15年4月の改正司法書士法の施行に
ともない司法書士に簡易裁判所での代理業務
(弁護士のように依頼者の代理人として
裁判を行うこと)が認めれましたが、
司法書士試験合格者全員に自動的に資格が
与えられるのではなく、認定考査なる試験に
合格しなければ簡易裁判所での代理業務は
出来ません。その認定考査の受験資格として
約1か月間で、100時間に及ぶ「特別研修」を
履修することが義務付けられているものです。
その研修で私が担当する「チューター」
というのは、講義の講師役というより、
講義進行おお目付け役的な存在です。
とはいえ、全く勉強せずに対応できるわけでもなく、
担当講義が始まるまでに、受講生同様学習する
必要があるというのが辛い点ですね。
平成15年施行から10年以上経過していますが、
最近簡易裁判所の代理権を活用されている
司法書士も減少傾向にあるようで、
私が裁判所に行っても、他の司法書士に
お会いする機会はめっきりと減ってきていますね。
折角獲得した権利ですから、有効に使って
いきたいのもですね。
今年の合格者が、「簡裁訴訟代理等関係業務」に
積極的に携わっていただけるよう
洗脳でもして来ましょうか…(まっ、冗談ですが)。