ドラマ遺産相続ではなく「遺産争族」に注目?!

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ドラマ遺産相続ではなく「遺産争族」に注目?!

司法書士というお仕事 ~司法書士鈴木一郎の歳時記~,相続手続

2015/10/11 ドラマ遺産相続ではなく「遺産争族」に注目?!

仕事柄なんとなく気になるドラマがテレ朝で
始まります。それは”相棒”ではなく、
そのものズバリの遺産争族です。

 

 

もちろん「遺産争族」自体はさほど新しい
言葉ではありませんが、ドラマのタイトルとなると
すこしドギツイ感じを受けるのは、
やはり職業病なのでしょうか。

 

ただこのドラマの舞台は資産家家庭の様ですから、
現状の「遺産争族」の問題点とは少し離れて
いるのかなとは思います。

 

ご存知のとおり、遺産の分配をめぐって、
親族間で紛争が起こり、解決までに骨肉の
争いまで発展するような遺産相続を親族間の
争議とかけて「遺産争族」と言われています。

 

 

ただこの争いは相続財産が多いケースより
ほとんどが5000万円以下で生じていて、
相続財産も実家である土地建物がほとんどという
比較的に相続財産が少ないケースの方が多いようです。

 

ただ、あまり金額が小さく、実家をどうしようか
などのもめ事ではドラマ性が足りないと
考えているのか、またはそれではあまりにも
現実的で、視聴者が安心して観られないと
思うのか、テレビの中の”争族”は、
資産家の家での騒動ばかりですね。

 

ドラマの展開は不明ですが、司法書士としては、
争族とならないように早めに準備を始めることを
お奨めします。実際に遺言を作成するのも
いいですし、配偶者や子どもたちなどの相続人と
亡くなった後のことを話し合ってみることも
いいでしょう。

 

 

もし具体的なお話になってきたら、
是非司法書士にもご相談ください。

 

ドラマ「遺産争族」の主人公役の向井理のような
司法書士がご相談にのります(…どこの事務所?)。

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