本音を言えば返済したい、でも…という人に個人再生

このところの債務整理の相談では
消費者金融からの借入は少なく、その代わり
信販系や銀行系からの借入が多くなってきています。

一昔前なら、消費者金融の借入があれば
過払金の回収などで大分返済が楽になることも
それほど珍しくもありませんでした。

ところが最近は信販系カードでショッピングと
キャッシング利用、または銀行系カードで同じく
ショッピングとキャッシングを利用する方が多く
最終借入残高は本人申告額とほとんど変わらない
というパターンが多いと感じます。

そうなると相変わらず返済を続けることは困難で、
本音を言えば返済したいとは考えているが、
実際問題として、返済するお金が用意できない。

いくら将来利息がカットされても現在の状況では
多くの金額を捻出することは…

「それなら３万円は用意できませんか？
裁判所を通して返済額を５分の１まで圧縮し
最低１００万円までの残高として返済を継続する
制度があります。個人再生という手続です。」

…と、こんな風に説明することが
最近増えてきていますね。

取り敢えず一定の収入が得られていれば、
正社員、パート、アルバイトなど関係なく
利用できる制度です。

もちろんそれ以外にもいろいろと条件はありますが、
借りたものは返したいが、多額の返済は難しい
という方には債務整理の選択肢の一つとして
必ずと言っていいくらい紹介させていただいています。

当然１００万円以下の借金しかない方には
勧められませんが、少し検討してみようという方は
是非ご相談ください。