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先日、司法書士の若手を中心とする有志の会
静岡県青年司法書士協議会で養育費の相談会を
開催したということを記載しました。
もちろん私たちの問題意識は養育費だけではなく、
もっと広く、貧困の連鎖を如何に断ち切るか、
そのためには子どもの教育の機会をいかに
確保するかという点は重要だと考えます。
ですから先日生活保護を受給していた家庭で、
市が高校に通うための奨学金を収入とみなし、
国が市の保護費減額処分を取り消す裁定を
したことは至極まっとうな判断だと思います。
生活保護という制度に関しては、
いろいろなご意見があるかと思いますが、
少なくとも貧困からの抜け出すための一助には
なっているはずです。
生活改善には、個人再生、自己破産などの
債務整理や社会保障制度の有効活用(というより
適切な運用?)などによる方法もありますが、
現状を考えると、もっと抜本的な改革が
必要なのではないかと個人的には感じています。
次代を担う子どもたちに適正に教育の機会が
与えられる。それこそが、私たちの社会を
明るい未来に導いてくれるのもではないのでしょうか。
(あっ、選挙には出ませんから…)
さて、もうひとつ、今度の9月6日(日)の
午前10時から午後4時まで、下記の番号で
「全国一斉生活保護110番」を開催するとのこと。
無料相談ですから、生活保護に関しお悩みごとが
あれば、ご連絡ください。
電話:0120-052-088(フリーダイヤル)