富士市「市民後見人養成研修」の最終講義講師を担当

先週の土曜日に富士市「市民後見人養成研修」の
最終講義の講師を担当してきました。

最終講義の内容は後見終了手続と「死後事務」でした。

特に「死後事務」は後見業務をやるうえで、
非常に悩ましい問題で、教材にも
「法律の不備もあって、難しい問題を含んでいます。」
と記載されているほど非常に多くの問題点を
抱えている課題です。

ただ、この点の改善がされそうだというお話も
漏れ聞こえているので、この点は今より対応が
しやすくなる可能性はおおいにありそうです。　

＜研修会場＞

そんな悩ましい課題を、受講生１５名とともに
考えながら３時間の講義を終了させていただきました。

富士市の「市民後見人養成研修」も今回の受講生で
２期目です。そろそろ卒業生が実践の場で
活躍し始める日も近いのでは・・・

後見人を必要とする人たちは年々増加しています。
しかしまだ、成年後見制度には改善が必要な
ところが山積している状況です。

＜研修会場＞

私たち司法書士も、新たに活躍する市民後見人と
力を合わせて、より良い制度となるよう
活動して行かなければなりませんね。

ということで、講義を終了いたします。