時には依頼者の意に沿わない提案もする〜自己破産

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時には依頼者の意に沿わない提案もする〜自己破産

債務整理,司法書士というお仕事 ~司法書士鈴木一郎の歳時記~,自己破産

2015/05/09 時には依頼者の意に沿わない提案もする〜自己破産

債務整理を受任する時だけでなく、
仕事の依頼を受けた場合には、
必ずご本人の希望等の意思確認はしますし、
原則依頼者の意思を尊重しながら
仕事を進めて行くようにしています。

 

 

例えば、借金が多くなり、現状の返済金額では
返済の継続が困難な方が、返済金額を減らしての
分割弁済(これを任意整理といいます。)を
希望される場合、先ずご本人との面談で、
返済可能金額を定め、その金額を一定期間
積み立てていただくことにより、
その実効性を確認させていただいています。

 

積立は必ずやっていただいています。

 

それは、人はどうしても自分に対して
甘くなるため、3万円の積立が可能だと
言われる場合でも、実際始めてみると
思いの外難しかったりすることもあるためです。

 

 

私自身はもとより、依頼者ご本人にも
状況確認をいただき、より実効性の高い
提案が出来るようにしています。

 

さて、それでは実効性が低いと判断した場合は
どうかと言えば、返済が難しいのであれば、
依頼者の意向を無視しても、自己破産等の
提案をさせていただくこともあります。

 

もちろん私の経験則からの判断です。

 

 

当然押し付ける訳ではありませんから、
そこからまた、依頼者との協議が始まります。

 

大事な話ですから、慎重に対応させて
いただいています。

 

ただ、依頼者の意向が一番であることは
かわりませんから、ここからまた協議を始めます。

 

納得いただくまでは、何度も
こんなことを繰り返すこともあります。

 

こんな協議の繰り返しの中に、
最善の解決策があると思っています。

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