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一審についで、二審でも厳しい判決が出ました。
もともとこの事件は、平成19年12月7日、
愛知県大府市にある東海道線共和駅で、
自宅を出て徘徊中の91歳の認知症患者の男性が
電車にはねられ死亡したことにともない、
JR東海が損害賠償を求めた訴訟で、
一審では同居の当時85歳の妻と、
事実上の監督者だった横浜に住む長男に
総額720万円の支払いを命じたというものです。
二審では長男の賠償責任は棄却したものの
妻に対しては監督に過失ありとして、
360万円の賠償責任を認めました。
<参照>
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140424-00000043-mai-soci
頑張って在宅で夫・親の面倒を見てきた
家族にとっては重い判決といえると思います。
この問題はもはや他人事で済まされるものではなく、
かなり多くの方にとっても身近な問題だと思います。
ただ、この様な問題は、決して一つの家庭で
解決や対処できる問題ではなく、
社会全体の問題として、この様な家庭を
支える仕組みを作っていく必要があるでしょう。
社会の高齢化の速さに、仕組み作りが
間に合っていない以上、この様な事件の発生を
まだまだ防ぎきれないのが現実なのかもしれません。