自分の身は自分で守る、困った時には司法書士に相談

振り込め詐欺などの「特殊詐欺」の被害総額が
過去最悪だった２０１２年から３３．６％も増え、
その内「おれおれ詐欺」が５２．５％も
増加しているとか。

＜下記参照＞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140206-00000046-jij-soci

（ところで、個人的には「母さん助けて詐欺」は
どうなったのかが気になりますが…）

たとえ犯人たちが手口を変えているとはいえ、
これだけ呼びかけをしても被害が増加するのであれば、
防ぐ手当はなかなか見つかりませんね。

先日も高校生法律講座の講義内で、
こういった詐欺商法に対する警告をしてきましたが、
危機感を抱いていただけたかは…
力不足を感じますね。

また、最近は「ヤミ金」に関する相談も
増えているようです。

ヤミ金に関しては、本当に危機感なく借りる方が多く、
簡単に自分ばかりか、家族の個人情報も
流してしまいます。

そうなると、たとえ交渉に法律家が介在しても、
ヤミ金側は交渉そっちのけで、
利用者への追い込みにかかります。

本人の携帯電話への頻繁な連絡はカワイイほうで、
実家や勤務先、しかも家族の勤務先でも
頻繁に電話をかけてきたり、挙句には救急車や
消防車を呼ぶ始末。

心理的にどんどん追い込み、
多額のお金を支払わせます。それはもう徹底的に…

私たち司法書士もヤミ金に対し対応するのですが、
なにより利用者本人の強い意志が必要になります。
それ以前に、絶対利用しないことですが。

取りあえず、少しでも危険を感じたら手を出さない。

それでも被害に会ってしまったのなら、
司法書士にご相談ください。