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最近アイフル、アイフル系のライフカードに対し
何件か訴訟を提起していたこともあり、
アイフルの担当者と頻繁に交渉を続けています。
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一般に訴訟を提起したならば、判決で終了すると
考えている方も多いかと思います。
ところが、実際の法廷では裁判官より
和解を勧められることが多いのが実情です。
裁判官が判決文を書くのが面倒だから、
と言う訳でもなく、お互いの話し合いのうえで
支払い額等を決める和解は、実効性が高く、
反対に判決は裁判所が決めてしまうもので、
当事者双方が心から納得するケースは
必ずしも多いとは言えません。
また、判決が出たからといって当事者は
必ずその内容に従わなければならないものではなく、
気に入らなければ控訴や上告ができるのです。
ですから、余計に裁判官は和解を勧めるのですね。
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ところでアイフルは、よく和解を持ちかけます。
例えば、明細を送ってきた直後、
訴訟を提起して直ぐ、その後も何度も和解交渉を
してきます(どの段階でも和解は可能です。)。
それは判決が出た後でも変わらず、
本当に熱心に連絡をしてくるのです。
ただ残念なのは、その提案が依頼者の提起している
訴訟額(請求額)との差が大きいことで、
たとえアイフル全面敗訴の判決が出ても
減額の要求が来ることに、変わりはありません。
もちろん控訴をしてくることも、しばしばです。
(最近は週刊ダイヤモンド10/5に掲載された
「…単独での生き残りは困難」などという記事が
掲載され、早期和解を求める請求が増えているとか)
アイフルの提案は、訴訟提起前には最大元金の5割、
訴訟提起後でも、よくても元金の7割、
但し支払いは1ヶ月後、といったものです。
もちろん状況が変われば提案内容も
それによって徐々に変化してきますが。
利息も含めた全額の回収をしたい
という方とっては、裁判手続の時間がかかり、
さらにアイフルは色々な手法で期日を延ばし
ますから、かなり交渉が難しくなるといえます。
ただ、全額回収よりも、早期解決を望まれる方も
いらっしゃいますから、交渉方法も
ケース・バイ・ケースで変わってきます。
どのような方法をとるかは、最終的には依頼者の
考えを優先しなければなりません。
ですから、私の事務所では、必ず都度都度
意思確認をさせていただきながら、
交渉をしていくようにしています。
依頼者の方の満足は、金額であったり、
回収の早さであったりと多様ですが、
より満足度の高い結果を目指して、
対応させていただいてます(私見ですが…)。
さて、本日もアイフルとの交渉が…