自己破産することは”悪”なのか~自己破産を考える

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自己破産することは”悪”なのか~自己破産を考える

債務整理,司法書士というお仕事 ~司法書士鈴木一郎の歳時記~,自己破産

2013/10/08 自己破産することは”悪”なのか~自己破産を考える

自己破産することは本当に悪いことなのか。

 

多くの借金問題を受任してきた司法書士としては、
自己破産=悪」という考えには賛成できません。

 

自己破産についてはココ>>

 

 

もちろん借りたものは、倍返しする必要はないにしろ
返さなければいけないと、私自身も考えます。

 

しかし、理由はいろいろあるにせよ、
返済ができない、または非常に困難である
という人は実際存在します。

 

返済をすることで、その後の生活設計すら
全く描けないとか、返済金だけで何も残らない
というような生活が続くようでは
それこそ、人生が真っ暗になってしまいます。

 

もちろん借金をした本人にはそれなりの責任
あるのでしょうが、それが家族や親族に及ぶようでは
まるで悪性の病原菌が体中に広がり蝕んでいくようで、
やはり何らかの歯止め策を講じなければなりません。

 

破産法でも、その第1条に「この法律は、
支払い不能又は債務超過にある債務者の
財産等の清算に関する手続きを定めること等により、
債権者その他の利害関係人の利害及び
債務者と債権者との間の権利関係を適切に調整し、
もって債務者の財産等の適正かつ公平な清算を
図るとともに、債務者について経済生活の再生の
機会の確保を図ることを目的とする
。」とあります。

 

つまり、一定の条件のもとに、借金を免除し、
債務者のその後の再生の機会を与えようというもので、
かなり、前向きなものと言えます。

 

 

 

借金は決して解決できない問題ではありません。

 

借金で悩んでいる方がいらっしゃれば、
是非ご相談ください。 

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