成年後見制度と弁護士・司法書士の不祥事問題

事務所が夏季休業に入る前のブログで、
成年後見人等に就任している司法書士が集まって
より良い制度運営をするための勉強会を開催して、
互いのスキルアップを図っています…

なんて内容を挙げたばかりで、このような事件が…

着服の弁護士「収入減少、生活費に充てた…」　
静岡県弁護士会「誠に遺憾」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130812-00000573-san-soci

残念な事件ではありますが、
全く考えられないという訳ではありません。

私見ではありますが、どんなに完璧な制度を
作ったとしても、運営するのが“人”である限り、
このような事件はゼロになるということは
ないのでしょうね。

高いモラルをもって仕事に臨むことが求められる
私たちの職業ではありますが、一人ひとりをみれば
ただの弱点だらけの人間に過ぎません。

だからこそ、そのような過ちが起こらないように
防止する制度を作り運用しているのです。

そして、この業務に携わる多くの方たちが、
より良い制度にすべく日夜研鑽を積んでいるのです。

ですから、ほんの一握りの人の失敗をみて
制度を全てを否定することはしたくはありません。

何ですかね…人間を長くやってると色々な場面で
このようなケースに向き合わなければならない
ことが幾つも幾つも起きてきますね。

その度、自分自身に置き換えて、
自分ならどうしたか等考えさせられます。

私は絶対そんなことはしないと言い切れるほど
立派な人間ではないので、ただそうならないよう
努力し続けるしかないとしか言えません。

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