個人再生で生活の再建をはかる

例えば、以下のような場合…

月収　手取りで２０万円くらい
借入先が５件、債務残高３００万円
月々の返済額の合計８万円

このような人は、ほとんどのケースで、
借金返済をするため返済が済み、
借入枠が空いたカードから再度借入をして
他の返済に回すという、いわゆる”自転車操業“の状態になっていることでしょう。

一般的に、任意整理という手続きで
債権者と交渉する場合、
基本的にこれから発生する利息を免除願い
原則３年（３６回）から５年（６０回）で
元金のみを分割で返済することになります。
（上記の内容は、必ず保証するものではありません。）

しかし、３００万円を３６回で返済するには
月々８．５万円の返済額が必要ですし、
６０回で返済するにも５万円は必要となります。

５万円といっても、家賃を払っている方であれば
結構きつい返済額ですね。それが５年続く…。

生活に必要な金額は人それぞれですが、
仮に上記のような返済額では
とても生活できない！！という方には
個人再生という手続きをお勧めします。

買ったばかりの新車や解約するとたくさん
お金の戻りがあるような生命保険等がなければ
原則借金を１００万円まで圧縮できます。

その１００万円を原則３年（３６回）で月３万円
返済するというのが個人再生手続きです。

この手続きは、裁判所を介し、
弁護士が再生委員として審査しますので、
必要書類が多く、費用等は高くなるのですが、
そのような費用を考えても、十分メリットのある
手続きであると思います。

ここで記載した内容は、あくまでもモデルケースであり、
細かいチェックポイントがありますが、

現在借金返済に苦しんでいるのであれば、
是非一度ご相談ください。