成年後見制度にショッキングな記事

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成年後見制度にショッキングな記事

司法書士というお仕事 ~司法書士鈴木一郎の歳時記~,成年後見制度

2013/05/25 成年後見制度にショッキングな記事

ゴールデンウィークに掲載された、
元東京弁護士会副会長の業務上横領事件を
受ける形で「成年後見弁護士の標的に
預かり金着服相次ぐ」とショッキングな見出し
記事が今日の朝刊に載っていました。

 

 

記事によると、弁護士や司法書士による
成年後見制度に関する不正は昨年末までの
2年半で被害が特定できたのは24件、
被害額は約4億7千万円に上るという内容でした。

 

正直に言えば、私自身お金を扱う仕事の場合
こういった横領云々という事件が発生するのは
ある程度想定範囲内といった感想を持っています。

 

もちろん、あってはならない事件ですし、
仕方ないとは思ってはいませんが、
たとえ「高いモラルが求められている立場」
だとしても、所詮ひとりの弱い人間です、
誘惑に負けてしまうこともあるのでしょう。

 

ただ、このような事件のとき報道では、
まるで成年後見制度に関わる多くの人が
不正を働いているかの様に書きがちですが、
実際、ほとんどの方たちは誠実
仕事をこなしています。

 

どのような制度であっても、
人間が関わっている以上完璧はあり得ません

 

 

課題が見つかったのなら、
よりよい制度になるように、
その課題を克服していかなければなりませんね。

 

成年後見制度は今後も必要な制度であることは
間違いないのですから。

 

 

<参照>
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG23032_U3A520C1CC1000/

 

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