相続問題についてのタブーをなくそう

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相続問題についてのタブーをなくそう

司法書士というお仕事 ~司法書士鈴木一郎の歳時記~,相続手続

2013/06/05 相続問題についてのタブーをなくそう

人の死というのは神聖なもので、
私たちは誰にでも訪れる”死”という問題に対し
なにか触れてはいけないような
家族で集まっても話題としては全く相応しくない
ものであるという認識をもって
これまで生活していました。

 

 

少し前までは、これと似たような話題として
お金にまつわることは
家族や学校などで話合う話題としては
長い間避けられていました。

 

ところが多重債務で苦しむ人や
社会に出たばかりの若者が
ついついはまってしまうお金の問題等
社会問題としてクローズアップされてから、
お金にまつわる話は、これから社会に出る
学生に必要であるという認識が広まり

 

今では、授業の一環として専門家による
講義が開かれたり、社会人1年生を対象に
企業等も金銭教育に積極的に取組んでいます。

 

 

そう考えれば、そろそろ相続に関する問題
もっと家族間でオープンに話せるように
変えていくべきだと思います。

 

およそこじれる相続は、相続人同士の
身勝手な思惑による対立が原因なのですから、
被相続人の生前より、相続財産について
全員で、ざっくばらんに話し合っていれば、
いざ相続が発生した時には、揉める原因
ないということになるのではないのでしょうか。

 

 

家族の”死”に関する相続問題も
いまわまだオープンに話合うという
ところまではいかないまでも、
やがてタブー視されなくなっていくのでしょうね。

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