パレット法律相談～貸金請求

作日は、１０月以来久しぶりに
県東部県民生活センター（通称パレット）の
法律相談の担当をしました。

最近はパレットの法律相談に関わらず
個人間同士の争いごとの相談が増えています。

＜パレット法律相談はこの扉の奥でやっています。＞

今回は、敷金の返還と
貸金の請求についてでした。

貸金の請求は、よくあるのですが、
一番難しいのは、請求する相手が
返済できる資力を持っているか否かです。

たとえ内容証明、支払督促、
訴訟等の法的手続きを駆使し、
貸主の権利を認めてもらっても、
請求を受ける側に全く資力がなければ、
結局その相手からは回収不可能です。

相談者の方がつぶやいた、「理不尽だね…」
という言葉は胸に刺さりましたが、
確かに理不尽なことは多いのが現実です。

私たちが関わることで、たとえ少しでも
その理不尽な思いをされる方が減っていって
くれればと、願わずにはいられませんね。