国庫もいいけど、最期は自分の意志で~遺言の用意を

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国庫もいいけど、最期は自分の意志で~遺言の用意を

司法書士というお仕事 ~司法書士鈴木一郎の歳時記~,所長ブログ,相続手続

2017/04/28 国庫もいいけど、最期は自分の意志で~遺言の用意を

相続放棄の相談を受ける場合、よく話に出るのは

放棄をした被相続人の借金等はどうなるのか

ということですが、当然次の順番の相続人へ

渡され、その方も相続放棄をすれば、また次の…

 

バス

 

最終的に請求する人がいなくなれば、

債権者は貸した金を回収できなくなりますね。

 

また、相続放棄は借金等がある場合だけでなく、

財産があったとしても、相続人が不要と判断すれば

放棄が出来、相続する人がいなくなった

プラスの財産であっても、次々と相続放棄されると

最終的には「国庫」、つまり国に引き継がれるのです。

 

なんとこの頃、法定相続人がいない人の遺産が

年間400億円も国庫へ納付されているとのこと。

 

もちろん国を信頼していない訳ではありませんが、

折角の財産が思わぬ方向に使われるよりは、

ご自身の最期の意志を事前に表明しておいては

いかがですか。

 

うみ

 

つまり、相続人がいないことが分かっているのなら、

自分の財産をどのように使ってもらうかの意志を

遺言という形で残してみたらいかがでしょうか。

 

国を自分の理想に変えていくのは大変ですが、

遺言なら、ご自身で用意できます。

 

ご検討されてはいかがでしょうか。

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