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六次産業というのは、東大の名誉教授が
提唱した造語で、1次産業である農林水産業と
2次産業である製造業そして3次産業の小売業等の
サービス業を組み合わせた経営形態を示すもので、
「1+2+3=6」で六次産業だと
以前テレビの番組で聞いた記憶があります。
しかし最近は、足し算ではなく、
掛け算に改められたようで、1次産業に
重きを置き、結局肝心要の1次産業がゼロになれば、
結局ゼロにしかならないという意味になったようです。
私たち司法書士や社労士の業務はサービス業で、
3次産業に当たると思いますが、
実は私たちの売り物である法的サービスは、
個人や所属団体等の研修や勉強などで
自身のスキルという畑に種を蒔き、
そして、実務経験という加工を加えつつ、
より精度の高く、依頼者のニーズにマッチした
商品の提供ができるという、まさに六次産業(的)
と言えるのではないのでしょうか…違うかな??
債務整理・個人再生・自己破産・簡裁訴訟代理等の
業務や不動産・商業登記そして成年後見業務等の
基本的知識の習得にはみな注力していますし、
それらの知識を利用した裁判実務や登記業務
そして成年後見業務に関しての実務経験も
申し分なく積んできています。
ただ、サービスという点では、まだまだ顧客の
ニーズを拾いきれていないうえに、
サービス提供が可能な方々の掘り起こし
という情報発信力では弱さを感じます。
1×2×2.5=五次産業くらいでしょうか。
この点はまだまだ、いやもっともっと
頑張る必要がありますね。
…などと、ちょっとこじつけて考えてみました。