ザ・ウォーク～増えるかな？司法書士の綱渡りな日

司法書士の業務は不動産や商業などの
登記業務と債務整理・自己破産・個人再生
などの裁判書類作成や簡易裁判所での
訴訟代理、家庭裁判所への提出書類の作成等の
業務、そして成年後見人として被後見人の
財産管理や契約書類の締結代理、

そして定期的な訪問活動等が最近の主な
業務ということになるでしょうか
（各事務所により対応している仕事や業務範囲が
異なるため、明言は出来ませんが）。

成年後見業務は緊急事態等がなければ
自分たちでスケジュール管理が出来ますし、
訴訟なども期日がはいる曜日は
限定されているうえ、約１か月前には
スケジュールが決まるため、
余程のことがなければ、出廷できない
というこは生じません。

さて、一番厄介なのは、不動産登記での
決済の期日ですね。というのもかかわっている
関係者（売主、買主、仲介業者、担保権者、
銀行）が多く、さらに融資を受けるにあたって、
貸付先である銀行の審査がいつおりるかも
直ぐには確定しません。結果的に直前に
日程が決まったと連絡があることもしばしば…

今回、我が事務所では珍しく、事前に入っていた
裁判の期日に見事不動産の決済の日程が
ぶつかってしまいました（本当に珍しく…）。

少し前であれば、当日同じ時間に担当する裁判で
出廷している同職がいて、その方に復代理を
お願いするということも考えられましたが、
最近はあまりお見受けすることもなく、
現に当日の裁判は私以外に出廷する人は
いなかったようです。

また、当日は“大安”買主の方の
意向は変えられません。

幸い、それぞれの場所が近いこともあり、
ここは裁判所にお願いをし、少し出廷時間を
遅らせていただき、約１時間の時間を確保し、
途中、中抜けさせていただき裁判所と決済場所の
往復をさせていただくこととしました。

とはいえ、銀行サイドの手続に係る時間は
想定しづらく、当日までシュミレーションを
いくつか想定して臨むこととなりました。

結果、何とか無事に？双方終了しました。
（細かいミスは随所にあったかも…？？）

決済の日を確保するため、大安には
訴訟期日は入れないとかの事前の対応は
必要かなって考えてしまいますね…。

そりゃ必要ないだろって、今のは同職のかたの
突っ込みでしょうか？