高校生法律講座で思う「司法書士」の認知度

今年は静岡県司法書士会の法教育委員会という
部会に属し、秋以降は「高校生法律講座」として
「スマホに潜む落とし穴」「ちょっと待って！
そのサイン、大丈夫？」「選挙権引下げ
～あなたの１票で何が変わる？」という３講座を
県内の各高校に案内し、ご利用いただくという
会務に勤しんでいます。

お蔭さまで、非常に多くの高校からオファーを頂き
各委員は学校との調整や資料の作成、講師手配、
そして自らも講師として高校に出向いて
講義をする等、何とも忙しく、嫌な汗をかく日々を
過ごしています。

とはいえ、これから社会に出て行こうという
若い方が悪質・巧妙な罠や甘い誘惑に
負けることを防止するという本来の目的以外に、
司法書士という仕事を知ってもらうという
とてもいいチャンスでもあります。

ただ、実施後のアンケートの内容を見ると、
「司法書士の仕事の内容が分からない」
という回答が圧倒的に多く、私たち司法書士の
認知度を上げるという作業がいかに難しいか
今更ながら、痛感させられる結果となっています。

今年は映画、テレビ、漫画など例年より
司法書士という仕事がクローズアップされていると
感じていますが、当事者と第三者とはやはり
受取り方も違うんでしょうね。

あとは、司法書士が主人公の映画「びったれ!!!」が
「タイタニック」ほどヒットすれば…。

取り敢えず私にできるのは、地道に、誠実に
仕事をしていくか、ちょっとした新聞沙汰でも
起こすことでしょうか。立ち〇〇で捕まるとか…
「安心してください、しませんよ！」

でも冗談にならないのが怖い！！