７０７名の司法書士の卵の誕生～司法書士の将来は？

１１月４日に法務省より、今年度の
司法書士試験の最終結果が発表され、
新たに７０７名の司法書士試験合格者が
生まれました。本当におめでとうございます。

ただ合格者数は平成２４年度の８３８名から
徐々に減少してきていますね。このままだと
来年は７００名割れになることは免れませんね。

女性の合格者割合は２１～２６％前後で
推移していますから、およそ４人に１人が
女性司法書士ということですね。

ただ試験合格者の減少と反比例し、合格者の
平均年齢が徐々に上がってきていることから
考えると、若い受験生が減ってきている…
つまり、若い方には魅力的な資格でなくなり
つつあるということでしょうか？

このあたりの細かい分析は「司法書士白書」に
任せるとして、司法書士会としては
筆記試験の合格者発表から既に動き始めていて、
新しい司法書士の研修の予定は既に整っています。

今年は逃げきれたかと思っていた新人研修の一部を
不肖私も、手伝うこととなりましたので、新人の方たち
とはお目にかかる機会もあるかと思います。

先輩司法書士は、これから司法書士となられる方が
司法書士として誇りをもって仕事ができるよう
司法書士という制度をより良いものとしようと
頑張っています（結果は直ぐには出ませんが…）
新たに司法書士となられる方々も是非自身の未来を
明るいものとすべく、自分なりに考え
行動していきましょう。

これからは司法書士界全体を担う
一員となるのですからね。

まだまだ書士会の丁稚でしかない私には
荷が重すぎるのですが…。