任期満了！高齢者・障害者虐待防止ﾈｯﾄﾜｰｸ運営委員

前任者から引き継いだ後２年の任期が満了となった、
富士市高齢者・障害者虐待防止ﾈｯﾄﾜｰｸ運営委員会が
先日、富士市消防防災庁舎で開催され、
運営委員会の委員として会議の参加して来ました。

毎回、高齢者・障害者に対する虐待の対応につき
報告を受け、さらに事例報告等を受け、
司法書士会、弁護士会、医師会や各種団体の
代表者が各々の立場から意見やアドバイスを
するのですが、正直悩ましい案件ばかりです。

確かに法律は制定されているのですが、
法律条文が現場の細かい対応について
事細かに書かれている訳もなく、
何を根拠に対応をしていけばよいのか
という、迷いは非常に共感できるところです。

高齢者・障害者虐待に限らず、
実際の現場は法律条文を読めば
答えがあるわけではありません。

現場の状況とはかけ離れたものさえあります。
まさしく、事件は会議室で起きている訳ではなく
ある意味、現場で対応する方々の善意で
解決されているのです。

現場に赴く者としては、現場の声に応えてくれる
法律の制定を望むばかりです。