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決してアイフルだけと返還交渉を
している訳ではありませんが、
他の消費者金融大手と比較すると、
どうしてもその対応方法に特徴があるため、
返還請求先リストに「アイフル」の名前があると、
返還請求から回収までの道のりを
説明せざるを得ませんね。
<訴訟提起したころ>
先日、たまたま当事務所が対応している
アイフルとの裁判の期日とアイフルに対する
判決の言い渡しがありました。
判決の言い渡しがあった訴訟について言えば
今年の2月に訴訟を提起し、
3月に第1回目の期日が入りましたが、
アイフルから訴訟をする裁判所を変えろという
「移送の申立書」が提出されたため、
当方より「移送申立てに対する意見書」を出し、
その後裁判所より「却下決定」が出たのですが、
第1回目の期日は5月に変更となりました。
<2回目の期日のころ>
6月に2回目の訴訟期日後結審し、
7月に判決の言い渡しとなりました。
実に5か月以上の期間が経過したことになります。
もちろんその間、アイフルとは何度も何度も
和解交渉を持ったのですが、
残念ながら合意には至りませんでした。
さて、判決がでたからこれで終わりかといえば、
確かに第1ステージは終了したといえますが、
どちらかが判決内容に納得できなければ、
さらに控訴という手続きができ、
第2ステージが始まることになります。
第2ステージが始まるまでには、およそ2~3か月。
そこまで至るのに9か月位にはなるでしょう…
その後第2ステージの判決が出て終わりか…といえば
日本では第3ステージが用意されています。
<判決言い渡しのころ>
第3ステージまで行くかどうかは
当事者の判断に委ねられるのでしょうが、
そのくらい時間も労力も掛かるということを
ご説明させていただいています。
今回の判決に対し、アイフルが
どのように対応するかはわかりませんが、
“徹底的にやります”と宣言されている以上
第2ステージも覚悟する必要はありますね。
全ての消費者金融が同様ではありませんが、
一部消費者金融では、解決に時間を掛けてくる
ところもあることはご承知ください。