脅迫には決して屈しない~ある相談者の話

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脅迫には決して屈しない~ある相談者の話

一般民事事件,司法書士というお仕事 ~司法書士鈴木一郎の歳時記~

2014/04/22 脅迫には決して屈しない~ある相談者の話

先日、夜遅くに以前より時々
困ったことがあるとご相談に見える方が
事務所に来られました。

 

聞けば、相談者の弱みに付け込まれ
お金をせびられている様子。

 

どう考えても脅されているとしか思えません。

 

 

ただ、相談者側にもそれなりの非があり、
それを隠したいがために、お金を払おうとしています。

 

話の流れから、一度お金を渡せば済むような
様子でもなく、明らかに脅され続けそうでした

 

こういった、人の弱みに付け込み、
それを公にすると脅してお金をむしり取る方法は
ヤミ金の手法とも類似しています。

 

隠したいこと、公にされると困ること・・・
それがあるが故に、何度もお金を出し続けるはめに。

 

また、そのような被害を受ける方に多いのは、
とにかく隠し事は、隠したままにしたいという
いわば自己保身ばかりを願う方です。

 

しかし、解決を図ろうと思うなら、
傷を負うことを恐れてはダメです。

 

自分の非は素直に認め隠さない。
そのために受ける罰なら、旗本退屈男の額の傷です。

 

 

解決が図れたなら、その傷は戦利品です。
大いに自慢できるでしょう(武士ではないですが)。

 

反対に逃げ回ってばかりいれば、
最終的に行き着くところはとんでもないところです。

 

こういった事件では、相談者自身の強い意志
絶対条件ですし、それなければ解決しません。

 

このような卑劣な相手には、
どうかみなさん、向う傷を恐れずに
立ち向かいましょう!! 

 

 

後日相談者から、自ら自分の非を晒すことで
いい方向に動いているという
報告をいただきました。

 

しっかりと解決するといいですね。

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