遺言書作成のおすすめ~争族回避に向けて

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遺言書作成のおすすめ~争族回避に向けて

司法書士というお仕事 ~司法書士鈴木一郎の歳時記~,相続手続

2013/03/30 遺言書作成のおすすめ~争族回避に向けて

先日、ご依頼を受けていた相続の登記が
無事終了しました。

 

と、大袈裟にお知らせする
というようなことではありませんが、
基本的に土地と建物が唯一の相続財産の場合
登記前に相続人が遺産に関し協議して、
被相続人と同居の親族が相続するケースが
多いと感じます(私が受任した範囲ですが)。

 


<春ですね・・・>

 

もちろん、遺言があれば遺言が最優先ですが、
まだそれ程遺言が存在するケースは
多くありません。

 

今回のように、遺産分割協議により
争いなく相続の処理が出来ればよいのですが、
相続人間の意見の食い違いにより、
こじれてしまい、調停や裁判に発展する
というケースもないわけではありません。

 

「そんなわずかな財産で…」
と思われるかも知れませんが、
相続する財産が多いから
争いになるとは限りません

 


<春ですね・・・>

 

実際遺産分割調停の70%位が、
相続財産の基礎控除額内の
5000万円以下の相続額とのことです。

 

特に、以下のようなことがある方であれば、
遺言を残しておくことをお考えください。

 

・再婚して先妻と後妻の双方に子供がいる方
・相続財産が自宅のみで、子供がいない方
・相続人同士の中が悪いまたは疎遠な方
・世話をしてくれた子供の配偶者に財産をあげたい方
に遺産を贈りたい方
・内縁関係の配偶者に財産を譲りたい方

 

他にもたくさんありますが、
ご自身が亡くなった後、
ご自身の思いを実現するためにも
遺言を作成する意味は十分あるでしょう。

 


<本当に、春ですね・・・>

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