完済した取引から過払い金の可能性

本日、２年近く前に受任した債務整理の
依頼者の精算手続きをしました。

債務整理に２年も掛かるの？

と、驚かれる方もいるかもしれませんが、
この方の場合、受任した業者の中に

会社更生法の適用を受けた㈱武富士、
民事再生法の適用を受けた丸和商事㈱、
その両方の適用を受けたアエル㈱があったり、

㈱エイワやネットカード㈱等
回収に時間を要する業者が多かったのも
時間の掛かった要因の一つかも知れません。

また、訴訟手続についても、
実に１審で５回、さらに控訴審で２回の
期日が入り、とことん時間をかけさせられた
業者もありました。

もちろん、多くの業者は半年位で
回収が出来ましたが、
非常に時間を要するところもありました。

＜手続きに関しては、しっかりとご説明します。＞

今回は、ご本人と相談したうえで、
全て終了した時点で精算手続きを
させていただきました。

債務整理報告書をお渡し、
手続きの説明をさせていただきましたが、
改めて見直すと、既に完済した業者に対して、
過払い金が発生しているケースが多いと
再認識しますね。

法定金利超の利息を支払ったうえで
完済しているのですから、当然ですね。

さて、そんな過払い金は、
完済してから１０年は、
貸金業者に請求可能です。

もし、以前に法定金利超の利息で
完済した取引がある方がいらっしゃれば、
一度確認してみることをお勧めします。　

ＩＣＨＩ～！散歩⑳　富士駅から事務所へ向かう⑤

富士本町通りが青葉通りと交差する直前に
“きんつば“で有名な和菓子屋があります。
ここはタイ焼きでも有名ですね。
次の中島新道町交差点を右に曲がります。