昔語り「債務整理」~妖怪”サラ菌”と”銀助”の野望

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昔語り「債務整理」~妖怪”サラ菌”と”銀助”の野望

個人再生,債務整理,司法書士というお仕事 ~司法書士鈴木一郎の歳時記~,所長ブログ,自己破産

2017/09/05 昔語り「債務整理」~妖怪”サラ菌”と”銀助”の野望

むか~し、むか~し日ノ本村というところに

サラ菌”という妖怪がおったそうな。

 

村

 

サラ菌は村人の心に菌を植え、その菌に侵された

村人は、キラキラした生活を夢想し、

サラ菌の甘い言葉に誘われ、返済が困難なほどの

金を借り、利息ばかりか心まで奪われていったという。

 

やがて日ノ本村の多くの村民が、妖怪サラ菌の

餌食となり、村に甚大な被害が発生したという。

後に“サラ菌地獄”と呼ばれ、村人に語りつがれた、

大きな大きな災害は、村に癒えないほどの傷を残し、

未だにその傷は癒えることがないという。

 

わな

 

そのとき、モモチというサムライ(士)が、

任意整理という武器を持つ犬と、

個人民事再生という武器をもつ猿、

そして自己破産という武器を持つ雉を連れ、

サラ菌退治に奔走したという。

 

しかしそれでもサラ菌の被害は減らず、

モモチは、代官に嘆願し、代官の命により、

サラ菌の貸出攻撃に規制がかけられ

事件は沈静したかに見えたという。

 

ももち

 

ところが、サラ菌暗躍の陰には“銀助”という

村の重鎮でもある金貸しがいて、サラ菌の活動が

規制されるや、今度は村人にやさしい笑顔で

打ち出のカード”を持たせたという。

 

村の重鎮でもある銀助を、代官も無下には罰せられず、

銀助からの、自主規制なる抗弁に矛先を収めたが、

一向に止まぬ村人の被害や、新たにモモチからの

嘆願を受け、とうとう銀助のもとに吟味に

出向くことに・・・。

 

代官

 

モモチと3匹の従者をしても根絶やしにでなかった菌、

一時消えたかのように見え、しかし、村人の心の中に

連綿と生息し続けた菌を根絶やしにできるのか、

モモチが見上げる道の彼方には、今にも超巨大積乱雲

(スーパーセル)が出現しそうな暗い空が広がっていた。

 

この物語はフィクションであり、現実の組織、

機関等とは一切関係がありません。…念のため。

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