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3月18日に、国土交通省が2014年の
「公示地価」を公表しました。
静岡県は6年連続で下落したものの、
下落率は縮小したとのことです。
が、津波被害が懸念される沿岸部では
下落幅が拡大しました。
ちなみに、私が暮らしている地域も沿岸部です。
そういえば新しい家は建ちませんが、
最近新しいコンビニはオープンしました。
さて、そもそも「公示地価」とは何かといえば、
一般の土地取引や公共事業地を取得する際の
価格の指標となるもので、概ね実勢価格に
近いといわれています(もちろん例外もあり)。
そもそも公的機関が発表する
土地に関する評価基準は4つあります。
1 公 示 地 価 国土交通省
2 基 準 地 価 都道府県
3 路 線 価 国税庁
4 固定資産税評価額 市町村
さらに、実際の取引価格である
実勢価格があり、「一物四価」とも
「一物五価」とも評されています。
評価が高い順に並べると「公示地価」「基準地価」
「路線価」「固定資産税評価額」の順で、
路線価は公示価格の80%、
固定資産税評価額は70%相当となっています。
路線価に1.3倍をかけた額が
実勢価格といわれていますから、
実勢価格が一番高いといえますね。
もちろん、すべての土地がこの法則に
適合するわけではありません。
私たち司法書士が登記の税金を納めるのに
使用するのが固定資産税評価額で、
相続税の計算で使用するのが路線価…
相続登記に関してはココ>>
と、ケースに応じて使い分けます。
それにしても地価に関わっている
お役所の多いこと。
これって必要なんでしょうか??