債務整理と信用情報

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債務整理と信用情報

債務整理,司法書士というお仕事 ~司法書士鈴木一郎の歳時記~

2013/06/30 債務整理と信用情報

債務整理をするかしないか悩んでる方が
信用情報が”ブラック”になると
今後の借り入れが可能かどうか
心配だという話をよく受けます。

 

 

確かに、債務整理をすると信用情報に
“債務整理”中である旨が記載され
通常、発生日から5年を超えない期間
この情報は消えません。

 

よく、債務整理をすると5年程度は
金融機関からの借り入れが難しくなるというのは、
このような情報が残っているためです。

 

もちろん、既に過払状態であれば
このような情報は残りません。

 

また、分割弁済をしていた場合は、
返済が終了すれば、”完済“と記載がされます。

 

 

さて、皆さんはこのような情報は
いわゆる借金、つまり借入金に関することで
それ以外に登録されることはないと
お考えでしょうか?

 

もちろん、借入金に関するものであることは
間違いがないのですが、特に最近問題となるのが
奨学金“の延滞情報が
登録対象となっていることです。

 

さらに携帯電話の延滞情報も
登録されるということです。

 

奨学金にしろ、携帯電話の料金にしろ
払わなくていいということはありませんから、
支払いをされなかった方が、
登録されることを防ぐことはできません。

 

ただ問題なのは、このような情報が
登録されるという認識
あまり広まっていないということと、
信用情報に登録されることで、
借り入れの審査におおいに
影響を及ぼすということです。

 

特に、奨学金や携帯電話の延滞等の問題は
若い方に多く、例えば社会に出てからの
クレジットカードを持つ、車を買う、
自宅の購入などの際の審査に影響を及ぼし、
生活設計に支障を来たす可能性もあります。

 

 

このようなことも含め、私たちも
学生の人たちや新入社員の方々に対して
知らせる活動をしていく必要がありますね。

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